ワークショップのご報告と港町「矢井賀」のこと
ストーンキャット ワークショップのご報告
9月7日 高知県の中土佐町矢井賀 で、石に絵を描くストーンアートのワークショップを開催してきました!
前回のブログでも書いたように、愛猫を亡くした飼い主さんたちの想い出にしてもうらうという、「ストーンキャット」。
絵を描くのは、港町のおばあちゃん達にお願いしました。
当日は、6人の方に参加いただき、賑やかにスタート!!
みなさん、それぞれ個性があって面白い!
お互いの絵を褒め合いながら^^
まずは、猫を。その後は自由に好きなものを描いてもらいました。
初めは細かなところを描くのが、難しそうでしたが、
次第に慣れてくると、すごいスピードで書きあげていくおばあちゃん達。
そして、完成した作品はこちら↓
それぞれ、味があって面白いですよね。
そして、この中から才能を発掘。
絵本の中の物語を想像させられる、水彩画のような葉っぱ。
宮沢賢治の世界を感じた、とってもファンタジーな猫。
江戸時代を思わせる、侘び寂びある猫。
そして、すごくメルヘンな猫。どことなく、パウル・クレーな感じ。
ご参加いただいた皆さんには、この「ストーンキャット」の趣旨を説明し、
これから、どんどん練習を重ねていただくことをお願いしました。
また、絵だけでなく、リーダーとして活躍してくださりそうな方、
商品の開発や企画ができそうな方もいらっしゃり、
それぞれの特技を活かしながら、この「ストーンキャット」が
製品として、世にでるといいなと思います。
チャレンジショップがオープンするそうなので、
立候補しておきました!!!
この町について
今回ワークショップを行ったこの町は、高知県中土佐町矢井賀地区。
以前は鰹の一本釣りで栄えた町です。
今は産業もなく、人口200人ちょっとの小さな港町です。
住人の9割が高齢者のはずですが、
とにかく元気が有り余っている。
私にとって、老後は老人ホームかデイサービスか、と思っていました。
ところがこの町に来て、意識が180度変わりました。
おじいちゃんも、おばあちゃんもとにかく現役です。
ワークショップをしたこの日も、
お昼からは、たこ焼きパーティーやら、サテライトやら・・・
イベント、習い事目白押し!!!!
おせんべいの販売に挑戦する方や、ピザやスムージーをつくるカフェも運営。
年を重ねても、ほんとにイキイキと楽しく日々を過ごしている姿に感動して、
この町で、「港のネコとおばあちゃんプロジェクト」を始めようと決めたのでした。
そんな私の今の悩みは・・・
おばあちゃんと呼べるような「おばあちゃん」らしいおばあちゃんがいないこと(笑)
年齢はおばあちゃんなんですが、
どっからどう見ても「おばちゃん」と呼びたくなる方ばかりで、若々しい。
プロジェクト名は「港のネコとおばあちゃん」ってつけましたけど、
おばあちゃんがみあたらない(^^;)
10月からこの町に移住して、
保護猫活動の支援と共に、この町の元気を活かした地域創生に挑戦をしていきたいと思います!